第4回NPO幸齢社会づくり協会主催「サクセスフル・エイジング」講演会〈千葉〉が、8月29日(土)千葉市民会館で、1時より3時30分に渡って137名の来場者で開催されました。
今回も、千葉県を始め、千葉県社会福祉協議会・千葉市社会福祉協議会他多くの後援を受け開催することができました。講演では、「ロコモ」を知って健康生活と題した、聖隷佐倉市民病院 関節センター長であり、ロコモチャレンジ!推進協議会委員の岸田俊二氏をお招きし、講演をおこないました。厚生省・日本整形学会が提唱する「ロコモ」は、コモシンドローム(運動器症候群)と呼び、運動器の障害のために移動機能(立つ・歩く・走る・座るなど日常生活に必要な“身体の移動に関わる機能”)の低下をきたした状態をいいます。ロコモは筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、歩行や日常生活に何らかの障害をきたしている状態をいいます。
現役の医師である岸田氏から、運動器の機能・移動機能の衰えによる「骨粗しょう症」「変形性関節症」「変形性脊髄症」などの発症が起こること、年代相応の移動機能の維持が必要なこと、自分の移動機能を確認する「ロコモ度テスト」・
続けることが大切な「ロコモトレーニング」ついてお話いただきました。
後援 :千葉県 / 社会福祉法人千葉県社会福祉協議会/
社会福祉法人千葉市社会福祉協議会/読売新聞千葉支局/千葉日報社
協賛 :株式会社白寿生科学研究所/トオカツフーズ株式会社
岸田俊二 (きしだ しゅんじ)1976年4月8日生
聖隷佐倉市民病院 関節センター長
1998年群馬大学医学部卒業
2006年千葉大学大学院医学研究院博士課程 修了
2006年聖隷佐倉市民病院 整形外科
2008年2013千葉大学大学院医学研究院 助教(整形外科学)
2013千葉大学医学部付属研病院整形外科 助教
日本整形外科学会広報渉外委員会委員
ロコモチャレンジ!推進協議会委員